書道研究温知会

   

お知らせ

平成27年 年頭挨拶  会長 神郡 弘道

2015/01/01

年頭ご挨拶

                                       温知会会長  神郡 弘道

新年あけましておめでとうございます。

一昨年の90周年記念祝賀会に続き、昨年の12月に行われた第70回温知会書道展も全国から本当に多くの皆様にご来場賜り盛会裡に閉幕出来た事に感謝の言葉もございません。

私ごとになりますが昨年から各地区の社中展に出品させて頂くようになり、会の代表として作品揮毫、会長職、事務局業務と新たな局面を迎えさせて頂き、多くの事を学ばせて頂いた一年となりました。2月の雙門書展、3月 なにわ会展、4月 山梨なにはづ会展、 7月 吾妻支部第6回書展、9月 和城会書作展、鵞友支部習作展、11月 横須賀なにはづ会小品展、轍展、CI支部創立記念展と各社中共に其々が持つ個性と表現法を存分に発揮され、各書展共に大成功を収めた事は、並々ならぬ労力・努力・知力・書への情熱の賜物と敬服いたしております。

今年も1月の新年試筆会、毎日書道会主催の各展から始まり、関東地区錬成会、そして心光会展、竹亭社展、滴翠会展、養愚会展と大きな社中展が開催されますが、なにはづ1月号4頁に掲載の故・愛竹先生遺墨吉書「麗新」のごとく「清くそして新しい」息吹を感じる書展になります事、そして如何なる展開の書展となるのか、会員皆様と共に楽しみにしております。

又、今年度は中西東李先生が相談役に御就任となりますが、平成7年に理事就任以来、故 愛竹会長の右腕として、関西方面の纏め役として此の頁では書き尽くせぬご尽力を賜わりました事、誌上をかりて深く御礼を申し上げます。

そして、新理事に太田香舟先生が御就任となり、温知会「かな部」にとりまして鉄壁の布陣となりますのも心強い限りです。

温故知新の精神を改めて見直し、昨年以上の「自身の書・自分の書」を目標に研鑽を続け、失敗を恐れずに実りある1年であります事を祈念申し上げ年頭の挨拶とさせて頂きます。

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